2 クイックスタートガイド
- ASDFシステムをロードする:
- まず、
(require "asdf")
でASDFそのものをLispイメージにロードします。ASDFのバージョンは(asdf:asdf-version)
で確認できます。これらがうまく動かない場合など、ロードの詳細についてはASDFをロードするを参照してください。
- ASDFの探すパスにソフトウェアが置かれていることを確認してください。もっとも簡単なのはすべてのLispコードを~/common-lisp/(ASDF 3.1.2以降)か~/.local/share/common-lisp/source/(ASDF 2以降、もしくは隠しディレクトリを使いたい場合)のサブディレクトリに置くことです。詳しくはASDFがシステムを見つけられるように設定するを参照してください。
-
(asdf:load-system "my-system")
でお望みのシステムをロードします。(→ ASDFを使う)
- ASDFシステムを作る:
- 上と同様に、まずはASDFそのものをロード、設定します。
- ASDFの探すパスに新しいディレクトリmy-system/を作ります。~/common-lisp/my-system/を使うのがもっとも簡単でしょう。(→ ASDFがシステムを見つけられるように設定する)
- my-system.asdファイルに、システムとそのコンポーネントの依存関係(とさらにそれらの相互依存関係)を、システム定義として記述します。このファイル名はすべて小文字で、かつシステムの名前と一致していなければなりません。(→ defsystemでシステムを定義する)
-
(asdf:load-system "my-system")
を実行して、すべてがうまくいっていることを確認しましょう。(→ ASDFを使う)