fooという名のシステムは、次のフォームを実行することでロード(必要ならコンパイルも)されます。
(asdf:load-system :foo)
処理系によっては、cl:require
にASDFがフックされているので、単に
(require :foo)
でロードできます。(→ 便利な関数)
標準のシステム名は文字列であり、すべて小文字です。システム名を指定する時にはシンボル(キーワード含む)も使えます。シンボルはsymbol-name
で文字列に変換され、さらに小文字に変換されます。また、システム名の文字列はmake-pathname
の:name
引数として(システムがスキャンされるファイルシステム上で)有効でなければなりません。
小文字を標準とする仕様はCLの慣習と違っていますが、検討の末このような仕様になりました。我々がサポートするシステムには、小文字を使うのが通例のもの(Unix、Mac、Windows)と、小文字を暗黙に大文字に変換するもの(ANSI CLの論理パス名)があるからです。