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6.4 .asdファイル中の他のコード

.asdファイルは、loadで実行可能な通常のLispのソースファイルであり20、任意のLispコードを含むことができます。しかし、追加のフォームは最小限にとどめ、複雑な処理が必要な場合はdefsystemの拡張を別に定義して:defsystem-depends-onで読み込むことを推奨します。

とは言っても、.asdファイルにコードを含めなければならない場合もあるでしょう。例えば、コンパイル時の環境を調べて設定するために*features*にフィーチャーを加える、などといったケースが考えられます。その場合は、ユーザーが.asdファイル中の処理の詳細をコントロールできるように、次の慣習に従うことを推奨します:


Footnotes

(20)

[訳注] ただしこれは、load-systemで読み込むのとloadで読み込むのが同等、という意味ではありません。ASDFがシステム定義を.asdファイルから読み込むときはカレントパッケージが:asdf-userになるなど、loadによる実行と比べるといろいろな違いがあります。